活動内容
地域社会で、障害のある当事者が、自分らしく堂々と生きていくためには、強さが必要です。
地域社会で、おたがいを助け合って生きていくには、人を思いやる優しさが必要です。
人が、一度きりの自分の人生を、笑顔で生きていくには、楽しさが必要です。
【居場所】という哲学
厳しい環境でつらい経験をしていた人たちは、自分自身の選択が尊重され、仲間のなかで、自分が「ひとりじゃない」ことを知っていくと、本当に元気になっていきます!
そんな中、Independent Living(自立生活)のリアルを世に発信していくチャンネルを目指します。
自立ってなに?
一般的な自立とは、誰の力も借りず、自分一人の力だけで物事を行うことと言われています。
私たちの考える自立とは…
障害あるなしに関わらず、成人になれば親から独立することです。
しかし、障害ある人達にとっては、成人になってもなかなか自立できない状況があります。
理由は、環境であったり、周囲の理解が無かったり、社会からの抑圧などによって自立できない現状があると思います。
その現状を変えるには、特に障害の重い人の親への説明・アプローチ、自立を目指していける地域づくり、ヘルパーの確保はもちろんのこと、障害者本人や地域の人びとが自立観や障害者観を理解することが大切です。
これらを進めていくことで、自立障害者が地域にあふれ、自立という考え方自体が変わると信じています。
親亡き後に施設等で管理された生活を送るのではなく、親が生きているときにこそ自立生活(一人暮らし)を目指し、自分の居場所を追求し、仲間とつながり、親や周囲の人たちに、自分の生きざまを見せつけていくことが、自立生活実現(ロールモデル)へとつながっていると考えています。
自立生活において大切なもの3つ
- 自分で選ぶ (自己選択)
- 自分で決める (自己決定)
- 自分に責任を持つ(自己責任)
「障害があるから」とか「なにも一人で出来ないから」とか「働けないからお金がないから」とか 「一人は不安だから」という理由で自立生活をあきらめてませんか?
そして自立生活を送る方達のリアルを発信していきます。
自立生活センターとは
重度の障害があっても地域で自立して生活ができるように、必要なサービスを提供する事業体であり、同時に障害者の権利の獲得を求める運動体である。
センターは障害当事者により運営され、身体障害に限らず、知的、精神の障害者のサポートもしている。
1972年、アメリカ・カリフォルニア州に世界初の自立生活センターが誕生。
1986年に日本でも初めての自立生活センターが生まれた。
2019年現在、全国に121の自立生活センターがある。
自立生活のリアルを知る
映画『INDEPENDENT LIVING』
自立生活のリアルが映像でご覧になれます。


物語の舞台は大阪にある自立生活センター。
ここは障害当事者が運営をし、日常的に手助けを必要とする人が、一人で暮らせるよう支援をしている。
先天的なものだけでなく、病気や事故などにより様
々な障害を抱えながら、家族の元や施設ではなく、自立生活を希望する人たち。自由と引き換えに、リスクや責任を負うことになる自立生活は、彼らにとってまさに“命がけ”のチャレンジだ。
家族との衝突、介助者とのコミュニケーションなど課題も多く、時に失敗することもある。しかし、自ら決断し、行動することで彼らはささやかに、確実に変化をしていく──。
続きは『INDEPENDENT LIVING』の公式Webサイトへ
参加チーム
このチャンネルに参画しているチームの紹介です。
それぞれ各チームの詳細はWebサイトをご覧ください。
自立生活夢宙センター

【夢宙センターからのコメント】
みなさん自立生活センターって知ってますか?
まだまだ世間的にはマイナーですが、自立生活センターとは、障害者が地域で一人暮らしをするために、ヘルパー派遣、困ったときの相談、仲間・居場所づくりをサポートしている場所です。
夢宙センターは障害当事者自身が運営する、障害者のためのセンターです。
いま現在、利用者さんが、男20名、女10名
その生活を支えるために、ヘルパーさんが、約120名が在籍しています!
【夢宙センター 公式Webサイト】
公式Webサイトはこちら

増田 勇樹(タイ)
MSD LABO Co.,Ltd 代表取締役 理学療法士
公式ページはこちら
【資格】
・理学療法士
・ルーシーダットンインストラクター
・健康経営アドバイザー
【略歴】
大阪医療福祉専門学校を卒業後、理学療法士として回復期の病院やクリニックに勤務する。
その後、アンプティサッカー日本代表トレーナーやフィットネスクラブでのパーソナルトレーナーを経てセレッソ大阪スポーツクラブでアカデミーやセレッソLABOで働く。
その後、活動の場をタイへ移す。サッカー北マリアナ諸島A代表や、ビーチサッカータイ代表などのフィジオとして国際大会に帯同する。
現在は、タイでMSD LABO Co.,Ltdという会社を起業して現地の駐在員や、企業の健康管理などを行なっている。日本ではエステサロンやコンディショニングルームのコンサルティングや、企業・団体の健康管理のサポートを行なっている。